2026/02/20 11:41

モッツァレラをピザやグラタンに使ったとき、
「水っぽくなった」
「生地がべたついた」
と感じたことはありませんか。
モッツァレラは本来、水分を多く含むチーズです。

とくにフレッシュタイプはみずみずしさが魅力ですが、加熱すると水分が出やすく、焼き料理では扱いにくいことがあります。
フレッシュタイプをそのままピザにのせて、水っぽくなった経験がある方も多いかもしれません。
では、焼き料理に向くモッツァレラとはどんなタイプなのでしょうか。
| モッツァレラが水っぽくなる理由
フレッシュタイプのモッツァレラは、水分量が高く、柔らかい質感が特長です。

そのため、ピザやグラタンなど高温で加熱する料理では、水分が流れ出やすくなります。
結果として、
・ピザ生地がべちゃっとする
・グラタンの表面が水っぽくなる
・油分と水分が分離する
といった仕上がりになりやすいのです。
サラダやそのまま食べる用途には向いていますが、焼き料理では性格が変わります。
| 焼き料理に向くのは「水分が安定しているタイプ」
焼き料理に使いやすいモッツァレラの条件は、
・水分が多すぎない
・溶けすぎない
・焼き色がつきやすい
この3つです。
水分が安定しているタイプなら、加熱しても流れ出にくく、均一に広がります。
ピザやトーストでも生地がべたつきにくく、グラタンでも表面が安定します。
| セミハードタイプという選択肢

焼き料理に向くモッツァレラとして選ばれるのが、セミハードタイプです。
フレッシュより水分が抑えられており、加熱しても溶けすぎません。
表面に焼き色がつきやすく、仕上がりに立体感が出ます。
「今日は焼く」
と決めた日の料理には、
こうしたタイプのほうが扱いやすいことが多いのです。
| 実際に使っているモッツァレラ
焼き料理向けとして使っているのが、セミハードタイプのモッツァレラ シュレッドです。
・ピザに広げても水分が出にくい
・グラタンで油分が浮きにくい
・トーストにも均一にのせやすい3mmシュレッド
焼き料理を安定させたい日に使いやすいモッツァレラです。
焼き料理に向くモッツァレラを選ぶときは、
溶け方だけでなく、原料や加工の状態も意外と影響します。
牧草のみで育った牛のミルク(グラスフェッド)を使ったチーズは、加熱しても風味が残りやすく、焼き料理でもミルク感がぼやけにくいのが特長です。
また、シュレッドチーズは保存性を高めるためにセルロースなどの添加物が使われることがありますが、そうした粉状の加工材が入ると溶け方が変わる場合もあります。
そのため、当店では
・グラスフェッドミルク使用
・セルロース不使用のナチュラルチーズ
・ご注文ごとにシュレッド加工
という形でご用意しています。
焼き料理の仕上がりを安定させたい方に向いた仕様です。
モッツァレラは「どれも同じ」ではありません。
そのまま楽しむのか、焼いて使うのか。
用途に合わせて選ぶだけで、仕上がりは変わります。
焼き料理に使うなら、溶け方も意識して選ぶと仕上がりが変わります。
