3つの産地、3つの個性が奏でる「ワインのためのチーズセット」。

ヨーロッパの大地とミルクから生まれる、深みのある味わい。
牧草を食べて育った牛のミルク（グラスフェッドミルク）から生まれたチーズは、 自然の恵みを感じるまろやかなコクと、香ばしい香りが特長です。 ヨーロッパの土地ごとに異なるミルクの個性が、味わいの奥行きをつくり出します。

DELICEMEDは、そんな地域の伝統を受け継ぐチーズを世界各地から厳選。 ご注文のたびにホイールからカットし、切りたての香りと食感をそのままお届けしています。

パルミジャーノ レッジャーノ（36M／イタリア）

イタリア北部の穏やかな丘陵地帯で育った牛のミルクを使用。 約3年という長い時間をかけてうま味が凝縮され、ひとかけらごとに深い香りが広がります。 シャリッとしたアミノ酸の結晶と、ほのかな塩味がアクセント。 パスタやリゾットに削れば、香ばしさとコクが料理全体を引き立てます。 ワインと合わせてそのまま味わえば、まるで大地の恵みを噛みしめるような余韻に包まれます。

コクと旨みのあるチーズは、赤ワインのしっかりしたタンニンと好相性。 カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなど、深みのある赤ワインに合わせると、 チーズの香ばしさとワインの果実味が溶け合います。 グリルした牛肉やローストポークの付け合わせにもぴったり。 少し大きめに割って、オリーブオイルをひとたらしすれば、 シンプルなのに驚くほど奥行きのある味わいに。

コンテ（24M／フランス）

フランス東部・ジュラ地方の高原で採れるミルクからつくられる、やわらかなコクのチーズ。 時間をかけてゆっくりと風味が重なり、ナッティな香ばしさとやさしい甘みが見事に調和しています。 口に含むと、しっとりとした質感の中に奥行きのある香りが広がり、 どこかハチミツやヘーゼルナッツを思わせるまろやかな余韻。 パンやグリル野菜に添えるだけで、料理に豊かな香りを添えます。

コンテのまろやかでナッティな風味は、果実味のある白ワインと抜群の相性。 シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどの辛口白と合わせると、 ミルクの甘みと酸のバランスがほどよく調和します。 スライスした洋梨やリンゴを添えると、フルーティーな香りが引き立ちます。 軽くトーストしたバゲットにのせて、少量の蜂蜜をたらせばデザートチーズにも。

ブルー ドーヴェルニュ（フランス）

フランス中南部・火山地帯オーヴェルニュ地方で育まれるブルーチーズ。 ミルクのまろやかさとブルー特有のコクが調和し、芳醇でクリーミーな味わい。 クラッカーにのせて蜂蜜をひとしずく、またはドライフルーツやナッツとともに。 赤ワインやポートワインと合わせると、豊かな余韻が広がります。

青カビタイプ特有のコクとまろやかさがあり、甘口ワインとの相性は抜群。 ソーテルヌやマルサラ、貴腐ワイン、またはシャンパンにもよく合います。 蜂蜜、イチジク、ドライアプリコット、クルミなどを添えて、 「甘さ×塩味×香り」のバランスを楽しむのがおすすめ。 クラッカーにのせてひと口サイズにすれば、ワイン会やホームパーティにもぴったり。