自然のままのミルクが、チーズの味を決める。

DELICEMEDが選ぶのは、牧草を食べて育った牛（グラスフェッド）のミルクで作られるチーズ。 その土地の風土や季節の恵みが、味わいに個性を与えます。

ご注文ごとにホイールからカットし、切りたての香りと食感をそのままお届けしています。

とろけるチーズにも、個性があります。

同じ“溶ける”でも、香りやコク、舌ざわりはまったく異なります。

火を通すことで香ばしく立ちのぼる香り、ミルクのやさしい甘み、ナッティな余韻——。 3つのチーズが見せる「とろけ方の物語」は、まさに食卓で奏でる小さなハーモニー。

香ばしさを楽しむならラクレット。

まろやかさを求めるならコンテ。

濃厚な余韻を味わうならグリュイエール。

ひと皿ごとに変化する味と香りのバランスが、食事の時間を特別なものにしてくれます。 それぞれのチーズが持つ個性を、ゆっくりと“とろける瞬間”とともにお楽しみください。

ラクレット（フランス）

とろける香ばしさと濃厚な旨み

熱を加えると、表面は香ばしく、中はとろりとクリーミーに。

ミルクのコクと軽やかな塩味がバランスよく、じゃがいもやソーセージにかけるだけで、食卓がごちそうに変わります。

チーズが糸を引く瞬間、その香ばしい香りが食欲をそそります。

コンテ（12ヶ月／フランス）

やさしくとける、まろやかな甘み

12ヶ月かけて、ミルクのやわらかな甘みとナッティな香ばしさが育まれたチーズ。

溶かすととろみの中にほんのりキャラメルのような香りが広がり、グラタンやクロックムッシュに加えると、奥行きのある味わいに。

まるで“とろけるバター”のような舌ざわりが魅力です。

グリュイエール（スイス）

濃密で伸びやかなとろけ方

熱を加えると滑らかにのび、豊かな香ばしさと深い旨みを放つグリュイエール。 スイス伝統のチーズフォンデュに欠かせない存在で、コクの層が厚く、余韻に甘みが残ります。

パスタやオニオングラタンスープにもおすすめ。熱で引き出される香りの立ち上がりは格別です。

おうちで楽しむヨーロッパの食卓

● とろける香りが、ワインの時間を豊かにする。

チーズを温めた瞬間に広がる香ばしい香りは、まるでヨーロッパの山小屋のキッチンのよう。 熱でとけたラクレットをじゃがいもにかけ、グラスに赤ワインを注ぐ。 その瞬間、ミルクのコクと果実の酸味が溶け合い、口の中でやさしく包み込みます。

● ワインとのペアリング｜赤・白・泡、それぞれのマリアージュ

赤ワインには、ラクレットの香ばしいコクがぴったり。ピノ・ノワールやメルローと合わせれば、旨みが一段と深まります。 白ワインには、コンテのやさしい甘み。シャルドネやリースリングと合わせると、果実の香りがまろやかに広がります。 スパークリングワインやシャンパンには、グリュイエールの伸びやかな旨みが最適。きめ細やかな泡がチーズの塩味を引き立て、贅沢な余韻を残します。

● 食卓を彩る組み合わせ

溶かしたチーズを、パン・ハム・野菜・果物と組み合わせて。 クラッカーの上にグリュイエールと蜂蜜をのせれば、即席のアミューズに。 また、コンテにナッツやドライフルーツを添えれば、デザートのような甘美な味わいに変わります。 グラスを片手に、気取らない夜のご褒美時間を。

● “とろける香り”が主役になる食卓。

ワインをひと口、チーズをひとすくい。 シンプルな食卓が、たちまち特別なひとときに変わります。 おうちにいながら、ヨーロッパの食文化を旅するような時間をお楽しみください。