伝統製法 × 放牧牛ミルクの個性あふれるチーズ

「Reblochon AOP - La Réserve des Crémiers」は、フランス・サヴォワ地方の伝統的な製法で作られたウォッシュタイプのソフトチーズです。原料にはグラスフェッド（放牧飼育）の牛から搾った非加熱の生乳を使用し、自然の恵みを存分に感じられる贅沢な味わいに仕上がっております。
・ 牛に与えられる飼料は天然のもの
・ 主に牧草（夏季）とアペラシオン地域産の干し草（冬季）
・ 少なくとも150日間牧草地で放牧されることが義務
・ 牛に与える飼料は規格で厳しく管理されており、発酵食品は許可されていません。

ルブロション・サヴォアのチーズは、13世紀にフランスのサヴォワ地方で初めて製造され始めました。このチーズの名前は、牛乳を再び搾ることを意味する「reblocher」に由来しており、当時の農民たちは税金を牛乳で納めていたため、検査官が去った後に残った乳を使ってチーズを作ることが一般的でした。

ルブロションは、アボンダンス、モンベリアルド、タリーヌという三種の牛から取れる生乳を使用しております。この牛種は、山岳地帯を移動する能力、気候への適応力、そしてチーズ加工に最適な牛乳の品質で知られています。

ルブロションの製造に使用される牛乳は、生乳のまま加工されます。製造工程全体を通じて、牛乳は 37°C を超える熱処理を受けることはありません。

時間をかけて仕上げることで生まれるクリーミーな舌触りと、ほんのりナッツのようなコク。塩水で丁寧に洗いながら仕上げることで、芳醇な香りと奥深い風味を引き出しています。

こんな食べ方がおすすめ！

・ 「タルティフレット」— フランスの郷土料理： ルブロションといえばタルティフレット。ジャガイモ、ベーコン、玉ねぎと一緒にオーブンで焼けば、とろけるチーズの贅沢グラタンが完成！寒い季節にぴったりの一品です。
・ そのまま贅沢に： クラッカーやバゲットにのせてシンプルに。ほどよい香りとクリーミーな口当たりを楽しめます。
・ 生ハムやドライフルーツと： 生ハムやイチジク、アプリコットなどのドライフルーツと合わせると、甘みと塩味のコントラストが絶妙！

ペアリング

●ワインと合わせるなら…
・ 白ワイン：リースリング、シャルドネ（ブルゴーニュ）赤
・ ワイン：ピノ・ノワール、ガメイ（ボージョレ）
・ スパークリング：シャンパーニュ、クレマン・ド・サヴォワ

●クラフトビールとも好相性！
・ ベルギービール（セゾン、トラピストビール）
・ ホワイトエール

●食事と合わせるなら…
・ ナッツ入りのパンやライ麦パン
・ ハチミツや無花果のジャムと合わせてデザート感覚で リゾットやグラタンの仕上げに乗せて、とろける美味しさ